全権大使の俺を？

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2018 05 25 (Fri) 21:44:34

それとも、感情にまかせて俺を殺しますか？
敵だったこの女のために、全権大使の俺を？

こちらのSSのインパクトがすごい、パッチ4.3が来ましたね！
今回のストーリーは、すごく良かったのでまだメインストーリーを進めていない方は進めてみて下さい！
めっちゃ良いお話ですよ！

では、以下今回のストーリーのネタバレ

今回は、SSのアサヒ・サス・ブルトゥスがものすごく悪役っぷりがすごかったです。
声をあてられている声優さんが実力のある方なのだと思います。

本気で、ゲーム上のキャラを殴りたくなる衝動に駆られました（笑）

さらにこのSSの時のセリフは、FF14のプレイヤーの光の戦士達にネタになっています（笑）

今回のMVPは紛れもなくアサヒでしょう。
ヨツユも拡張の4.0のメインストーリーでゲスぶりを発揮していましたが、今回の4.Xシリーズでゲスの極みはアサヒで決まりだと思います。

ストーリーの内容としては、ちょっとやるせないというか悲しいお話でした。

ヨツユが一番最初に憎んだドマ人が、このアサヒということが判明しました。
ゴウセツがヨツユに肩入れして、面倒を見ていた理由が25年前に帝国とドマとの争いで失った妻子の代わりもあったのではないかとヒエンのが述べています。

記憶をなくしていたヨツユは、記憶が戻らなければこのままドマで暮らすことが出来たのですが、なんとかしてアサヒが姉であるヨツユの記憶を取り戻すとしていました。
その理由は、ヨツユが代理総督になったのが悔しくて、姉であるヨツユを陥れ始末しようと企んでいたのです。
「ヨツユがいなければドマの代理総督は自分だった」というようなことをアサヒは言っています。

自分だったら、ドマの解放など防げたとも言っていました。
優秀だと思いこんでいた自分よりも、見下していた姉が敬愛しているゼノスに選ばれたのが、どうしても許せなかったのでしょうね。

アサヒは記憶を失っていた姉に無理やり記憶を戻させて、姉のドマ人への憎しみ利用して神降ろし（蛮神召喚）をさせました。

そんなヨツユは、自分自身を依代に「蛮神ツクヨミ」として復讐の鬼と化してヒカセンの前に立ちはだかりました。

ヨツユが記憶を取り戻したのは、アサヒが養親である両親とヨツユを対面させたのがきっかけでした。

ゴウセツのために柿を手に入れるため、ナマイ村を訪れた時にアサヒが待っており対面させました。
ヨツユにとって、養親も憎む相手でした。
記憶を取り戻したヨツユは、一度自害しようとしたのですが、ちょうどその時に帝国での良い暮らしぶりからドマの町人地へ無理やり移住させられた両親とまた再会しました。
その際に、ヨツユは両親からまたもや幼き日のように罵られたりします。

そしてヨツユは、憎しみの心を取り戻してしまうのです。

記憶をなくし、童返りしていたヨツユは「ツユ」としてゴウセツとともにいました。
ヨツユは、記憶を無くす前にゴウセツに銃で撃ったりもしました。
そんなヨツユをゴウセツは、命を助け優しく面倒を見ていました。

そんな優しいゴウセツの心を、ヨツユは記憶を取り戻したときにも覚えていました。
最初の両親と対面後に記憶を取り戻していたのですが、手に入れた柿を剥いてゴウセツに食べさせてあげたのです。
その後に先程上でも書きましたが、自害しようとしていたのです。

思い出さねば、（何もわからずに）生きられた。

恨まれるだけでも（その恨みを自分自身の恨みの糧に出来て）生きられた。

だけれど、殺そうとした相手に優しくされたら恨むことも憎むことも出来ない。

この辺のニュアンスを文章にしてみるって難しいですね。
どうして自害しようとしたのかって、わからない人はわからないかもしれない。

ヨツユの最後の良心と存在意義の崩壊と言っていいのかな・・・

とまぁ、こういう流れで来てヒカセンはヨツユに同情している中で、「ツクヨミ」となった彼女を討滅しなければいけません。

どっちかって言うと、アサヒを討滅したかった・・・

このあとの流れは、ホント悲しくてやるせない気持ちになりました。

とりあえず、今回のストーリーは色々と感じさせられることがある内容でした。
ヨツユの最後のつぶやきも切ない(ﾉД`)ｼｸｼｸ

ゴウセツとの暮らしは、彼女にとって一番幸せな一時だったと思います。
願わくば、その幸せが続いてほしかったなと思ってしまいました。

さんざん酷いことをしてきた女の人ですが、生い立ちとか今回の話を見てると憎めなくなってしまいました。

今回のお話が良かったので、今後のストーリー展開も期待しています！

それではまた！